「日本社会科教育学会賞」規程
日本社会科教育学会賞(論文部門)の創設について
学会賞創設検討委員会では、社会科教育研究の活性化と社会的評価を明確にするべく、学会賞の創設を検討して参りましたが、2012(平成24)年9月に開催された第62回全国研究大会での総会でそれが認められました。
その後、学会賞の具体的な細目について検討が加えられ、以下のような規程による日本社会科教育学会賞(論文部門)が創設されることになりましたので、ここにお知らせいたします。
2013(平成25)年 4月 1日
学会賞創設検討委員会委員長 西脇保幸
日本社会科教育学会賞(論文部門) 規程
1 名称 | この賞は、日本社会科教育学会賞(論文部門)と称する。 |
2 趣旨 | 社会科教育学研究の奨励と発展を目的とし、原則として毎年、受賞者に賞状ならびに副賞を授与する。 |
3 受賞対象 | 前年の本学会機関誌『社会科教育研究』に掲載された論文を対象に選考を行い、結果は当該年度に発表する。 |
4 選考手順 | 評議員が受賞にふさわしい候補論文を1点選び、理由を付して推薦する。 推薦された候補論文について、選定委員会は選考審査を行い、その結果を幹事会に報告し、評議員会の承認を得て総会で発表する。 |
5 選定委員会の構成 | 選定委員会の委員は、会長の推薦と幹事会の承認により、編集委員長を含む7名で構成する。委員長は委員の互選とする。委員の任期は2年とし、再任は妨げない。 |
6 選考審査の方法 | (1)選考審査は、選定委員会の合議による。 (2)評議員が推薦した候補論文は、次の観点から審査される。 ①研究内容・方法の独創性 ②論述展開の論理性 ③社会科教育学研究および教育実践への貢献 ④上記のほか、本規程の趣旨にふさわしい観点 |
7 その他 | (1)受賞該当者がない場合には、その年度の授賞は行わない。 (2)実施に当たってさらに必要な事項は、幹事会において補うものとする。 (3)本規程は、2013年4月1日より施行する。ただし、2012年刊行分を対象とする2013年度の授賞については、学会賞創設検討委員会が選考審査の任に当たるものとする。 |